アルミ産業の歩み

日本で初めてアルミ製品が作られたのが1894年。
当初、加工製品から始まった日本のアルミ産業は、
戦後、経済の復興とともに新たなスタートを切り、軽金属圧延工業会、
軽金属製錬会、軽金属協会もこのころ誕生しました。
その後今日まで順調な発展を遂げ、
アルミニウムは多くの分野になくてはならない金属材料として 
重要な役割を果たしています。
アルミニウムの可能性を広げ、豊かな未来に生かしていくために、
アルミ産業はこれからもたゆまぬ努力を続けていきます。

新しい時代に向け、
助走を開始したアルミ産業

19世紀初頭にその存在が発見されたアルミニウムは、1886年電解製錬法の発明によって 工業化の道を歩み始め、わずか1年後に日本に輸入され、軍需製品を中心に生産量を伸ばしました。 第二次大戦が終結し、日本の社会が大きな転換期を迎えた1947年(昭和22年)、軽金属圧延工業会、 軽金属製錬会、軽金属協会が相次いで設立され、アルミ産業は本格的なスタートを切ったのです。

1800年代

国内外のアルミ動向 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1807(文化4年) イギリスのSir Humphrey Davyはアルミナとカリウムの混合融体を電気分解の試みから新しい金属を発見し、アルミアム(Alumium)と名付ける。
●1821(文政4年) フランスのP.Berthierは南フランスのLes Baux村付近でアルミニウムの原鉱石を発見し、その地名にちなんでボーキサイト(Bauxite)と名付ける。
●1827(文政8年) デンマークのHans Christian Oerstedは初めて塩化アルミニウムを金属カリウム・アマルガムで還元してアルミニウムを分離する方法を発明
●1850(寛永3年) アルミニウムのメタルがナポレオン世に献上され、金銀と並んで貴金属の一つに数えられる。
●1855(安政2年) フランスのHenri Sainte-Claire Devilleが試作したアルミニウムの棒はパリの大博覧会に出品され「粘土から得た銀」と称して世人の注目をひく。
●1865(元治2年、慶応元年) アルミニウムの世界生産1.2トン
●1886(明治19年) フランスのPaul Louis Toussaint Héroultと、アメリカのCharles Martin Hallが仏、米両国で同時にアルミニウムの電解法(アルミナを溶融氷晶石に溶解して電解するアルミ製錬法)を発明
●1887(明治20年) 新しい貴金属として少量のアルミ地金が日本に初めて輸入される。
●1888(明治21年) アメリカPittsburgh Reduction Co.設立(1906年Aluminum Co.of America(Alcoa)に改称)
●1894(明治27年) 大阪砲兵工厰、軍隊用の帯剣・剣吊等の尾錠をアルミニウムで製作(日本初のアルミ製品)
●1898(明治31年) 住友伸銅場、アルミ板の製造を開始(わが国民間工場最初の軽金属加工)
●1868(明治元年) 明治維新
●1894(明治27年) 日清戦争

1900年代

国内外のアルミ動向 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1928(昭和 3年) カナダでAluminium Ltd.設立
●1929(昭和 4年) 理化学研究所「アルマイト法」発明
●1930(昭和 5年) わが国で初めて機械圧延によるアルミはくの製造に成功
●1930(昭和 5年) わが国初のアルミはく使用電解コンデンサー完成
●1930(昭和 5年) わが国でダイカストの製造始まる。
●1933(昭和 8年) たばこ「暁」にアルミはく初めて使用
●1938(昭和13年) 5銭、10銭のアルミ硬貨が登場
●1938(昭和13年) ドイツで直接水冷連続鋳造法開発
●1942(昭和17年) 軽金属統制会設立。金属工業統制会設立
●1901(明治34年) 高木鶴松、大阪市に高木アルミニューム製造工場を設け家庭用器物の製造を開始(日本アルミニウム工業の起源)
●1905(明治38年) 神戸製鋼所創業
●1911(明治44年) 東海鉛管(現・東海アルミ箔)設立
●1919(大正 8年) 住友伸銅所、ジュラルミンの試作に成功
●1920(大正 9年) 古河電気工業設立
●1921(大正10年)
•日本電力、大阪・岐阜間の送電線に初めて鋼心アルミ撚線を使用
•三谷伸銅設立
●1926(大正15年) 日本沃度(現・昭和電工)設立
●1928(昭和 3年)
•古河電気工業・日光電気精銅所および神戸製鋼所・門司工場、ジュラルミン板の製造を開始
•日本アルミ設立
●1930(昭和 5年) 東海鉛管、アルミ箔の製造に成功
●1931(昭和 6年) 住友アルミニウム(現・東洋アルミニウム)設立
●1932(昭和 7年) 日本アルミニューム製作所、世界初のアルマイト製品の生産を開始
●1933(昭和 8年) 日本錫紙(現・日本製箔)設立
●1934(昭和 9年)
•日本沃度、わが国初のアルミ製錬に成功
•住友アルミニウム製錬設立
•理研アルマイト工業設立
•サンエス商会(現・YKK)設立
●1935(昭和10年)
•三井、三菱、古河、住友、安田の共同出資による日本アルミニウムが設立され、台湾・高雄に工場を建設
•日本圧延工業設立
●1936(昭和11年)
•住友化学工業、明礬石からアルミナを製造する方法に成功
•住友金属工業「超々ジュラルミン」を完成
●1937(昭和12年)
•日本曹達・高岡工場、アルミナとアルミ地金の製造を開始
•神戸製鋼所、航空機用鋳鍛造部品の専門工場として名古屋工場設立
●1938(昭和13年)
•吉田工業所、わが国初のアルミファスナーを製造、発売
•旭可鍛鉄(現・旭テック)設立
•志村アルミニウム(現・アーレスティ)設立
●1939(昭和14年)
•日本軽金属設立
•昭和電工設立
•安田金属工業設立
•神戸製鋼所、アルミ合金素材工場として長府製造所の操業開始
●1940(昭和15年)
•朝鮮窒素にアルミニウムの製造試験命令
•帝国アルミニウム統制会社設立
•日本軽金属・蒲原工場でアルミ製錬操業開始
●1942(昭和17年)
•東京電橙、埼玉県下で初めてアルミ配電線を架設
•大同軽金属工業設立
●1943(昭和18年)
•日本軽金属・軽金属研究所発足
•昭和電工、朝鮮鎮南浦にアルミ製錬工場を建設、朝鮮電工を設立
●1945(昭和20年)
•高田アルミニューム製作所の本社、東京事務所、大和川工場などが空襲により焼失。全国殆どのアルミ工場が戦災により破壊
•山川食糧加工有限会社(現・山川工業)設立
●1904(明治37年) 日露戦争
●1914(大正 3年) 第一次世界大戦
●1939(昭和14年) 第二次世界大戦
●1941(昭和16年) 太平洋戦争始まる。
●1945(昭和20年) ポツダム宣言受諾。終戦

1946

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1946.6軽金属の製錬及び加工業者は軽金属協議会を設立
●1946.11紡績用ケンスにジュラルミンを使用
●1946.5第一次吉田内閣成立
●1946.11日本国憲法公布

1947

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1947.5商工省はアルミ地金、圧延品等の規格を日本金属規格として制定公布
●1947.7軽金属協議会等はGHQに対し、ボーキサイトの輸入再開を嘆願
●1947.10閉鎖機関に指定され協議会解散
●1947.12軽金属ロール会、軽金属圧延品の生産団体として設立(1962年軽金属圧延工業会に改称)
●1947.12軽金属製錬会、アルミ地金の生産団体として設立
●1947.12軽金属協会、軽金属の製錬・圧延・三次加工・商社等を会員とし、軽金属の普及促進活動を行う団体として設立
●1947.1平和アルミ製作所設立
●1947.5赤尾アルミニューム工業(現・アカオアルミ)設立
●1947日産「ダットサン」、トヨタ「トヨペットSA型」の生産始まる。

1948

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1948.3ストライク調査団報告(アルミ製錬と圧延加工設備の賠償に関する報告)でアルミ工業再開を勧告
●1948.3ドレーパー工業使節団来日
軽金属協会は使節団長へアルミ製錬再開等に関する懇請書を提出
●1948.7商工省鉱山局に金属課新設。軽金属製錬、圧延、再生工業を所管
●1948.4ボーキサイト専用船チベッサ号清水港へ戦後初の入港
●1948.4日本軽金属・清水工場、アルミナ製造開始
●1948.5日本軽金属・蒲原工場、昭和電工・喜多方工場、住友化学工業・菊本製造所、アルミ製錬創業再開
●1948.7古河電気工業/住友電気工業、アルミ電線の生産再開
●1948.10大紀アルミニウム工業所設立
●1948.10立山鋳造(現・立山アルミニウム工業)設立
●1948.6福井大地震

経済の復興とともに
成長を続けるアルミニウム

1950(昭和25)年に始まった朝鮮戦争の特需により日本経済の復興は加速し、自転車の普及、テレビ放送開始などに見られるように、私たちの生活は徐々に豊かさを増していきました。アルミニウムはこのころ、建材、船舶、車両などの分野で需要を伸ばし、業界団体による用途開拓や技術開発などの活動も始まりました。

1949

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1949.10アルミ三次加工業者を会員とする軽金属板製品協会(後の軽金属製品協会)全国団体として設立
●1949.1重要資材使用制限規則の改正によって軽金属の使用が自由となる。
●1949.2軽金属圧延品、指定統計品目となる。
●1949.5日本アルミニウム工業・立花工場は分離独立し、立花金属工業設立
●1949.8神戸製鋼所、非鉄金属部門を分離、神鋼金属工業設立
●1949.9日本建具興業(現・トステム)設立
●1949日本クーラー設立
●1949.4たばこの包装、再びアルミはくへ。
●1949.7湯川秀樹、日本人初のノーベル物理学賞受賞
●1949.7電気洗濯機発売

1950

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1950.2和伸工業設立
●1950.6米・連邦裁判所命令で、アルコアとアルミニウム・リミテッド(現・アルキャン)分離す。
●1950.11アルミ板、管、棒、線、条及び輸出用アルミ円板のJIS制定、公布
●1950.3艤装品にアルミを使用した巡視船「だいおう」が竣工
●1950銀座教文館壁にアルミ波板を使用
●1950.4東大生がオールアルミ製実験住宅を建設
●1950.6朝鮮戦争起こる。

1951

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1951.9軽金属協会、生産、加工、応用等の技術研究の向上を目指した「軽金属研究会」(後の(社)軽金属学会)発足
●1951.3昭和電工・大町工場が生産再開
●1951アルミはくJISの制定
●1951.8飛行機の燃料タンクにアルミを使用
●1951.10甲子園球場のメインスタンド屋根にアルミを使用
●1951.10わが国最初のアルミ鋳物製舷窓登場
●1951.9サンフランシスコ講和会議で48カ国と平和条約締結
●1951民間ラジオ放送開始
●1951朝鮮戦争特需景気

1952

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1952.3建設省、アルミサッシを乙種防火戸に認定
●1952.3軽金属協会、チタニウム懇話会(後のチタン協会)を設置
●1952.5開明伸銅設立
●1952.11日本電線、アルミ電線工場建設
●1952日本軽金属、アルキャンと資本提携
●1952朝鮮戦争特需で、戦後初めて航空機用に7075合金合せ板製作
●1952日本初のポートホール(中空押出)形材実用化
●1952わが国初の板曲げアルミサッシが日本相互銀行本店に使用
●1952ナイロンストッキング流行
●1952.5血のメーデー事件

1953

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1953.5日本非鉄金属輸出組合創立
●1953.7片木アルミニューム製作所設立
●1953.12昭和電工、高田アルミニューム製作所の株式を過半数取得
●1953.5近鉄、電車(車両)内装材にアルミ使用
●1953アルミ製の紡績用ボビン登場
●1953牛乳の集乳缶をアルミ化
●1953.9NHK、東京テレビが本放送開始

1954

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1954.3全日本軽金属鋳造協同組合設立
●1954.5(社)日本サッシュ協会設立
●1954.10米国アルミ協会、アルミ合金展伸材規格の新呼称設定
●1954.1古河電気工業・小山工場、米国から大型ダイカストマシンを導入
●1954.4本多金属工業設立
●1954.5住友化学、わが国初の99.99%高純度アルミを製造、米国へ輸出
●1954.8国鉄大井工場、アルミニウムを内部構造に使用した新型電車を完成
●1954.2銀座松屋のエスカレーター踏み板などアルミダイカスト使用
●1954.3海上保安庁巡視船艇「あらかぜ」がわが国初のオールアルミ製巡視艇として登場
●1954.9仙台市にアルミアーケード完成
●1953.8第1回全日本自動車ショー開催

大量消費時代と技術開発の進歩

1956(昭和31)年の「もはや戦後ではない」のことばに象徴されるように、日本は急速な経済成長を遂げ、多くの新製品が登場しました。とくに家電製品では白黒テレビ、電気洗濯機、電気冷蔵庫の「三種の神器」が一般家庭にいっせいに普及し、これにともない家電向けにアルミニウムの需要も増加しました。またアルミサッシの開発が進み、後に大きな建築向けアルミ需要を生み出すためのきっかけとなりました。

1955

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1955.1(財)軽金属奨学会設立
●1955.4軽金属協会・材料委員会、アルミ合金板50年大気暴露試験開始
●1955.11日本ダイカスト工業会設立
●1955.5電気洗濯機のアルミ製内槽の大量発注開始
●1955.6アルミ1円硬貨発行
●1955.8日本、GATTに加盟

1956

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1956.4軽金属協会、社団法人に改組
●1956.4アルミ関係8団体でアルミニウム調査会を組織、各製品の需要予測をとりまとめる。
●1956.5アルミニウム・ペーストの国産開始
●1956.2北陸軽金属、アルミ瓦を本格生産
●1956.5東洋アルミニウム、アルミペーストを国産化
●1956アルミ製品年間総需要、10万トンを超える。
●1956.1日本通運、小荷物用コンテナーのアルミ化決定
●1956.12日本、国際連合に加盟
●1956日本住宅公団が初の入居者募集

1957

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1957.11アルミ業界、東京・池袋で第1回アルミ総合展開催
●1957.1神鋼金属工業、神戸製鋼所に合併
●1957.1高田アルミニューム製作所、昭和アルミニウムに改称
●1957.1昭和電工、電解炉の大型化に乗り出す。ペシネーから技術導入し、10万アンペアの電化炉増設
●1957新古河鋳造、米国から800トンダイカストマシンを導入
●1957アルミ地金の輸出再開
●1957.11アルミ合金材を多量使用のカナダ・ボーキサイト船サンウオーカー号浦賀ドックで竣工
●1957.11アルミ製電気釜登場
●1957.10ソ連が世界初の人工衛星「スプートニク1号」打ち上げ成功

1958

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1958.4アルミ圧延品の輸出価格協定を通産省認可
●1958.4軽金属協会、自動車軽量化委員会を設置
●1958.5圧延品輸出振興会設立
●1958.9軽金属協会、独立研究機関としてマグネシウム委員会を設置
●1958.11大和金属工業設立
●1958不二製作所、米国からアルミサッシの技術を導入
●1958東洋アルミニウム、クッキングホイルおよび箔容器を発売
●1958.1アルミ製航空輸送用コンテナー登場
●1958わが国初の家庭用はく登場
●1958.11東京タワー完成

1959

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1959.3全日本軽金属鋳造協同組合設立
●1959.4日本ダイカスト工業会、「(社)日本ダイカスト協会」に改組
●1959.5(社)日本サッシュ協会、「(社)日本サッシ協会」に改称
●1959.8古河電気工業、アルコアとの共同出資により古河アルミニウム工業設立
●1959.8住友軽金属工業設立(住友金属工業の非鉄部門独立)
●1959アルミサッシの需要増え始める。
●1959.11レディーメードアルミサッシ登場
●1959カーテンウォール技術開発
●1959わが国初のアルミ製バス完成(西日本鉄道)
●1959冷蔵庫エバポレータ用ロールボンド製造
●1959.1メートル法実施
●1959.4皇太子ご成婚
●1959.9伊勢湾台風で記録的被害

1960

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1960.3神戸製鋼所、アルキャンより圧延加工に関する技術を導入
●1960.6三協アルミニウム工業設立
●1960.11深江金属工業(現・アルミネ)設立
●1960アルミ製カーエアコン本格生産
●1960.2瀬戸内海観光汽船「くれない丸」の上部構造にアルミ使用
●1960.2大阪交通局、アルミ製市営バスを採用
●1960.2アルミ製照明用ポール登場
●1960店舗用アルミフロント発売
●1960アルミサッシ、初のJIS規格A4703(引違い、上げ下げ)制定
●1960.9池田内閣、所得倍増計画を閣議決定
●1960日米安保条約をめぐる騒動起こる。

高度成長期に躍進するアルミニウム

日本経済はますます成長を続け、昭和30年代後半にはマイカー時代が訪れました。また東京オリンピックを契機に高速道路、新幹線などが開通し、日本は世界有数の工業国の地位を築き、そのすぐれた技術力は世界に認められるようになりました。これを反映し、アルミニウム需要も毎年二桁成長を続け、新たな用途も拓けました。

1961

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1961.1軽金属問屋の全国組織、軽金属商協会設立
●1961.7アルミニウム合金全国連合会発足
●1961.4古河アルミニウム工業・小山工場完成
●1961.5昭和アルミニウム・小山工場完成
●1961.6アルミ地金輸入が自由化
●1961.7サッシが指定統計品目となる。
●1961.8住友化学工業、独自技術でアルミ新製錬法完成
●1961.10サン・アルミニウム工業設立
●1961加藤軽金属工業設立
●1961吉田工業所、アルミサッシの生産を開始
●1961.4アルミ製応急架設橋(北海道開発局発注)2基完成
●1961.4国際見本市の日立館、アルミドーム構造で完成
●1961.6わが国初のオールアルミ構造の「金慶橋」(兵庫県)竣工
●1961片引きアルミサッシ(規格品)発売
●1961アルミ製ハンドレールを「箱根バイパス」で初めて使用
●1961子供の好きな物「巨人、大鵬、卵焼き」流行る。

1962

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1962.3通産省産業構造調査会、アルミニウム小委員会発足
●1962.5政府の非鉄金属輸出会議、アルミニウム部会を設置
●1962.5軽金属協会、PR映画「世紀の金属アルミニウム」完成
●1962.5軽金属ロール会、「軽金属圧延工業会」に改称
●1962.10軽金属圧延工業会、軽金属商協会共催の第1回問屋店員技術研修会開催
●1962.11軽金属溶接技術会設立
●1962.1三菱レイノルズアルミニウム(現・三菱アルミニウム)設立
●1962.4昭和アルミニウム、カイザーの技術を導入
●1962.8住友軽金属工業、アルキャンと技術提携
●1962.11昭和電工・千葉工場、アルミ製錬操業開始
●1962川崎車輌、初のオールアルミ合金製電車を完成
●1962.3犬山ラインに初のアルミ製跨座式モノレール完成
●1962.3山陽電鉄に初のオールアルミ構造電車完成
●1962.10アルミ合金製漁船完成
●1962アルミバントラック登場
●1962軽乗用車に初のアルミエンジン(水冷)搭載
●1962.7国産旅客輸送機の「YS11」初飛行

1963

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1963.4産業構造調査会、アルミニウム圧延小委員会発足
●1963.11日本軽金属鋳物協同組合連合会設立
●1963.3昭和アルミニウム、米・コーニアの技術を導入
●1963.4神戸製鋼所、米・ノースロップの建材に関する技術提携
●1963.5三菱化成直江津工場、アルミニウムの製造を開始
●1963.6日本軽金属、米・フルハーフのトレーラー、バンボディ等の技術提携
●1963.8住友軽金属工業、アルキャンの圧延加工に関する技術提携
●1963.11スカイアルミニウム(昭和電工・八幡製鉄所・カイザー合弁)、通産省に設立許可を申請
●1963.3東大構内にアルミ製跨道橋竣工
●1963.8コンピューターの床材にアルミダイカスト採用
●1963アルミ製パラボラアンテナ登場
●1963.11ケネディ米国大統領暗殺
●1963建築基準法改正により高さ制限緩和となり、ビルの高層化進む。

1964

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1964.2高岡アルミニウム懇話会発足
●1964.2日本カーテンウォール工業会設立
●1964アルミ建築用品表面処理技術研究組合設立
●1964.11住友軽金属工業、缶ビール上蓋のアルミ材国産化に成功
●1964.12スカイアルミニウム設立
●1964東洋アルミニウム、世界初のアルミ箔総合研究所を開設
●1964栗山アルミ設立
●1964富士アルミ管工業設立
●1964東京モノレール、名古屋東山公園モノレールにアルミ車両採用
●1964読売ランドにオールアルミ製ドーム完成
●1964鎌倉由比ヶ浜海岸にアルミ製ガードレール登場
●1964住宅公団でアルミサッシ使用
●1964.10東海道新幹線開通
●1964.10東京オリンピック開催
●1964カー、クーラー、カラーテレビが「3C」(新3種の神器)と呼ばれる。

1965

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1965.5軽金属研究会を改組し、軽金属学会発足
●1965.6軽金属協会、アルミニウム建築研究会設立
●1965.10アルミ製品開発振興会設立
●1965.6三菱アルミニウム・富士製作所、全面竣工
●1965.9住友軽金属工業、高速広幅熱間圧延機を設置
●1965アルミニウム線材/東京アルミ線材の両社設立
●1965富士山頂にアルミ製レーダー登場
●1965昭和基地にアルミ製雪上車登場
●1965ビール会社がアルミを使用したプルトップ缶の採用開始
●1965富士フイルムがわが国初の印刷用アルミPS版製造
●1965住宅用引違いアルミサッシ(規格品)発売
●1965昭和40年不況
●1965.7名神高速道路開通

1966

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1966.11軽金属学会、小山田記念賞を制定
●1966.8昭和電工、昭和アルミニウム折半出資で昭和アルミパウダー設立
●1966.12菱和金属工業設立
●1966昭和電工、韓国へアルミ製錬プラントを輸出
●1966.3電球用アルミ口開発
●1966.9アルミ製温室登場
●1966.10アルミ製海上コンテナー登場
●1966アルミ枠玄関ドア発売
●1966飲料缶にアルミ製缶ぶた登場
●1966.4中国で文化大革命
●1966.7日本原子力発電、営業運転開始
●1966ミニスカート流行。ビートルズ来日公演

大きく開花した
わが国のアルミ文化

1970(昭和45)年の大阪万国博覧会は、順調な日本の経済成長が頂点に達したことを象徴するようなイベントとなりました。「霞ヶ関ビル」をはじめとし、多くの超高層ビルが建設され、アルミカーテンウォールの現代的な輝きは人々に強い印象を与えました。また車両、自動車、トラックなどで、軽くて強いアルミニウムが採用されるようになりました。1967(昭和42)年、アルミ業界団体は20周年を迎え、アルミ製品需要は100万トンの大台に達しました。

1967

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1967.10軽金属団体20周年記念パーティーを東京、京都で開催
●1967.5スカイアルミニウム・深谷工場完成
●1967.6住友化学工業、磯浦アルミ製錬工場通電開始
●1967.9日本伸管設立
●1967.9アルミ業界、欧州へ大型押出機視察団派遣
●1967.1「大月橋」(山梨県)に初のアルミ床材使用
●1967.4アルミ製スキーストック登場
●1967.11南極移動観測室「カーブス」にアルミ使用
●1967カラーアルミ板登場
●1967.11アルミ溶接構造のヨット、ボート登場

1968

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1968.6アルミニウム箔懇話会設立
●1968.10アルミ業界、アルミ総合展を20周年記念として東京で開催
●1968.1三井アルミニウム工業設立
●1968.7GATTのケネディラウンド第一次関税引き下げ(1917品目)アルミ地金、圧延品等も引き下げ
●1968.10三井アルミニウム工業、ペシネーの電解技術を導入
●1968.12古河アルミニウム工業、アルコアとの地金長期輸入契約
●1968.4日本初の超高層ビル「霞が関ビル」36階147m完成
●1968.4アルミ製歩道橋登場
●1968GNP(国民総生産)が西側世界第2位に
●1968.11大気汚染防止法公布

1969

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1969.3ISO/TC79国内委員会を設立
●1969.11軽金属協会、欧州で開催の高速車両シンポジウムに調査団派遣
●1969.12新潟県アルミニウム振興協会設立
●1969.4軽金属押出開発設立
●1969.4昭和アルミニウム缶設立
●1969.5不二サッシ設立
●1969.5大型押出材の製造開発のため製錬、圧延メーカー共同出資により9,500トンプレスを保有する軽金属押出開発(株)設立
●1969.6製錬の海外合弁第一号、ニュージーランド・アルミニウム・スメルターズ社(NZAS)設立
●1969.8神戸製鋼所・真岡工場完成
●1969.9製錬業界、ガーナ・ボーキサイト調査団派遣
●1969.10日本軽金属・苫小牧工場、アルミ製錬操業開始
●1969.10九州不二サッシ設立
●1969.12富山軽金属工業設立
●1969アルミ製品年間総需要100万トン超える。
●1969初めてわが国の乗用車にアルミ製ラジエータ搭載
●1969.6東名高速道路全面開通
●1969.7アメリカ、アポロ11号で人類初の月面着陸

1970

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1970.5軽金属板製品協会、「軽金属製品協会」に改称
●1970.1不二サッシ工業、ソ連へサッシ技術輸出
●1970.2昭和電工、古河鋳造と提携。喜多方軽金属設立
●1970.2アルコア、沖縄のアルミ製錬進出に関し琉球政府に申請
●1970.4神戸製鋼所、アルキャンと地金の長期輸入契約締結
●1970.8住友軽金属工業、アルキャンと地金の長期輸入契約締結
●1970.11三井アルミニウム工業・三池工場、アルミ製錬操業開始
●1970.12製錬5社、アルミニウム資源開発(株)設立
●1970近畿アルミ(現・ケーエステクノス)設立
●1970営団地下鉄6000系車両にアルミニウム採用
●1970.1札幌市高速鉄道にオールアルミ製シェルター完成
●1970.3アルミ業界、万博施設参加でアルミ製移動化粧室7台納入
●1970.3アジア初の万国博覧会大阪で開催
●1970.3八幡製鉄と富士製鉄が合併し、新日本製鐵誕生

1971

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1971.4日鉄カーテンオール設立
●1971.4製錬業界、マダガスカル・ボーキサイト調査団派遣
●1971.6三菱アルミニウム、レイノルズよりフラックスレス真空硬ろう付技術導入
●1971.6金秀アルミ工業設立
●1971.7日本軽金属、無孔性ダイカスト法を開発
●1971.8不二サッシ、アルキャンのアルミ合金表面着色処理技術を導入
●1971.10製錬業界、ソロモン・ボーキサイトと調査団派遣
●1971.4日鉄カーテンオール設立
●1971アサヒビールがオールアルミ缶ビール発売、アルミ缶時代来る。
●1971.9アルミ製軟式用ソフトボール用バット発売
●1971LNG貯蔵用二重殻式タンクにアルミ使用
●1971.7環境庁発足
●1971.7各地で公害問題深刻化

1972

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1972.4国際アルミ製錬協会(IPAI)ロンドンで設立総会
●1972.12アルミ合金全国連合会を発展的に解消し、日本アルミニウム合金協会設立
●1972.9川崎重工業、カイザーのLNGアルミ球形タンクの製造技術を導入
●1972三菱金属・富士小山工場、第1ライン竣工
●1972アルミ新地金、圧延品ともに年間生産100万トンの大台に乗せる。
●1972トラック用アルミ製アオリ材開発
●1972札幌オリンピック施設にアルミを大量使用
●1972アルミバット高校野球で公認
●1972.2冬季オリンピック札幌で開催
●1972.3山陽新幹線岡山まで開通
●1972.5沖縄返還。沖縄県誕生
●1972.6「日本列島改造論」発表

石油危機が巻き起こした
景気の低迷

中近東の産油国(OPEC)の減産により発生した石油価格の急騰は、順調だった日本経済に大きなブレーキとなり、「省エネ」はその世相を反映する流行語となりました。アルミ製錬業はエネルギーコスト上昇の直撃を受けて国際競争力が低下するにいたり、業界をあげてその対策に取り組みました。このような流れを受け、電力コストが安い海外での地金開発輸入プロジェクトが積極的に展開されるなど、わが国のアルミ地金の供給は海外からの輸入に依存することになりました。

1973

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1973.2オールアルミ缶回収協会設立(1989.5アルミ缶リサイクル協会に名称変更)
●1973.3全国軽金属労働組合連合会結成
●1973.11軽金属協会、普及活動として「アルミニウム再認識運動」開始
●1973.11軽金属協会、自動車用軽合金鋳物ディスクホイールの技術基準案を運輸省に答申。同年12月、運輸省通達により自動車用アルミホイールが認められる。
●1973.8昭和電工/神戸製鋼所/丸紅とベネズエラ・ガイアナ開発公団と合弁出資で、ベネズエラにアルミ製錬会社「ベナルム」設立
●1973.11古河アルミニウム工業、アルコアのアルミフレームシステムの技術を導入
●1973日軽形材設立
●1973アルミ製品年間総需要200万トンを超える。
●1973新宿副都心に超高層ビル登場
●1973.2円が変動相場制へ移行
●1973.10第一石油危機起こる。

1974

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1974.3ボーキサイト生産7か国、国際ボーキサイト生産国機構(IBA)結成
●1974.3アルミ製品開発振興会解散
●1974.9産業構造審議会、今後のアルミ製錬について海外立地を提唱
●1974.5日本軽金属、アルキャンと折半出資でカナダ現地法人「アルパック」社設立
●1974.5上越アルミニウム(現・菱化マックス)設立
●1974.9住友化学工業、超高純度アルミ(99.999%以上)の製造技術を開発
●1974日本軽金属グループが垂直統合。初の一貫メーカー誕生
●1974アルミ地金価格急騰
●1974 アルミ製太陽熱集熱器が登場
●1974 アルミ製防潮用水門、三陸沿岸各地に設置
●1974 石油危機で物価が急上昇
●1974 通産省サンシャイン計画発足
●1974 グッドデザイン商品選定制度(Gマーク)発足

1975

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1975.8産業構造審議会アルミニウム部会、アルミ工業の海外立地の推進、製錬・圧延両部門の協調体制の確立、リサイクルの促進等を答申
●1975.3日本軽金属、アルキャンと相互技術協力契約締結
●1975.11日本アサハンアルミニウム設立
●1975.12アルミ製錬の設備処理始まる。
●1975トピー工業、アルミホイールを3倍増産
●1975LNG船用アルミ製タンク登場
●1975二輪車のアルミフレーム登場
●1975.4大型高速艇シーホークにアルミπセレクションが初めて使用された。
●1975.3山陽新幹線新大阪ー博多間開通
●1975.7沖縄海洋博覧会にわが国初のアルミ製新交通システム車両登場

1976

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1976.7(社)軽金属備蓄協会設立(第1回9,700トン買入れ)
●1976.1P.T.インドネシア・アサハン・アルミニウム(現地法人)設立
●1976.4三菱軽金属工業設立(三菱化成のアルミ部門分離独立)
●1976.7住友アルミニウム製錬設立(住友化学工業のアルミ部門分離独立)
●1976.9群馬アルミニウム設立
●1976.10昭和軽金属設立(昭和電工のアルミ部門を漸次統合)
●1976.4~アルミ製錬各社、製錬事業部門を分社化
●1976清涼飲料にアルミ缶本格使用
●1976自動車ボディ材料の合金開発進む
●1976.2ロッキード事件
●1976日本人の平均寿命世界一となる

1977

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1977.9公正取引委員会、アルミ板の生産カルテル認可
●1977.11産業構造審議会アルミニウム部会、製錬設備の凍結処理のため関税割当制度導入等を答申(164万トンから125万トン体制へ)

ビール樽
●1977.1住軽アルミニウム工業・酒田工場、アルミ製錬操業開始
●1977.1日本アマゾンアルミニウム設立
●1977.10日軽ホクセイ住宅建材(現・新日軽)設立
●1977アルミ新地金年間1,188,294トンの最高生産を記録
●1977.5アルミ製ビール樽登場
●1977わが国初のアルミ漁船、「金毘羅丸」進水
●1977日米経済摩擦が本格化
●1977超電導磁石式リニアモーターカー、走行テスト成功

1978

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1978.3アルミニウム産業構造改善促進協会設立
●1978.5軽金属製錬会と軽金属圧延工業会が統合し、軽金属協会との業務調整を行い日本アルミニウム連盟を設立
●1978.10LME、アルミ地金の先物取引を開始
●1978.10産業構造審議会アルミニウム部会、アルミ製錬業の構造不況対策を答申(110万トン体制)
●1978.3関税割当制度による昭和53年度第一次割当量397,000トンに決定
●1978.8公正取引委員会、製錬6社にアルミ地金不況カルテル認可
●1978.9アマゾン・アルミ計画によるアルブラスとアルノルテ設立
●1978.1軽合金ディスクホイールの技術基準公布
●1978.5新東京国際空港(成田空港)開港

リニアモーターカー(宮崎実験線

製錬縮小による日本の
アルミ産業の転換期

1979(昭和54)年の第二次石油危機で大きなダメージを受けた日本のアルミ製錬業は、多くの支援策が講じられながらも、次第に縮小の道をたどりました。また産業界全体には「軽薄短小」「知識集約化」の波が押し寄せ、その主役は加工組立産業や電子産業などへと移行していきました。このような新しい分野からのニーズにこたえ、アルミニウムの材料や加工技術などの研究開発が進められました。

1979

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1979.4IPAI第7回総会を東京で開催
●1979.5住軽アルミ箔設立
●1979.10住軽アルミニウム製錬、名古屋製造所を全面停止
●1979深江金属がアルミ帯板の生産へ進出
●1979日本圧延工業、連続鋳造圧延ラインを導入
●1979.10航空機用構造材(7075合金ストリンガー)開発
●1979.4第二次石油危機
●1979ウォークマン、スペースインベーダーゲーム流行

1980

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1980.7日本アルミニウム連盟、社団法人に改組

高欄、照明ポールなどのアルミ景観製品が全国に登場した。
●1980.4理研軽金属工業設立
●1980.6複写機用アルミ製ドラムの使用増加

複写機用ドラム
●1980.4日米通商会議で自動車等の経済摩擦表面化
●1980筑波研究学園都市完成

1981

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1981.10産業構造審議会アルミニウム部会、「今後のアルミ製錬業及びその施策のあり方」(70万トン体制)を答申

アルミ製ホイール
●1981.9三菱軽金属、直江津工場を全面停止
●1981住友軽金属工業、ボーイング社向けに航空機胴体構造材を供給
●1981.2乗用車用アルミツーピースホイール生産本格化
●1981.3神戸ポートピアでアルミ車両による新交通システム運行開始

アルミ製ホイール
●1981.4スペースシャトル打ち上げ成功

1982

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1982.7アルミ合金製電車2000両達成記念祝賀会開催
●1982.9産業構造審議会アルミニウム部会、「アルミ地金の緊急備蓄買い上げ等」の緊急策を答申
●1982.5住軽アルミニウム、酒田工場アルミ製錬全面停止
●1982.6昭和軽金属、大町工場アルミ製錬全面停止
●1982深江金属、世界最大のアルミ線材用高速連続鋳造圧延機を導入
●1982三井アルミニウム、溶鉱炉法を発表
●1982わが国で偏析法による高純度アルミ量産始まる
●1982アルミ構体の東北新幹線(6月)上越新幹線(11月)開通
●1982テレホンカード発売

1983

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1983.3アルミニウム新製錬技術研究組合(溶鉱炉法)設立
●1983.12米国商品取引所(コメックス)アルミ地金先物取引を開始
●1983吉田工業所/トーヨーサッシ、サンルーム市場に参入
●1983ショウティック生産開始
●1983日本軽金属、セラミックス分野へ進出
●1983.5アルミ製錬業、特定産業構造改善臨時処置法の対象業種に指定
●1983.6アルミ製家庭用アイスクリーム製造器登場
●1983コンピューター磁気ディスク用アルミ基板生産本格化
●1983航空機外板用ポリッシュドスキン板製造開始
●1983ファミコンによるテレビゲームブーム

1984

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1984.4軽金属関係10団体の会長、専務理事で構成する「八軽会」第1回会長会を開催
●1984.4産業構造審議会、「非鉄金属部会」発足
●1984.12産業構造審議会非鉄金属部会、「今後のアルミ二ウム産業及びその施策のあり方」(国内製錬35万トン体制)を答申
●1984.8住軽メモリーディスク設立
●1984.12住友アルミニウム製錬、東予工場閉鎖
●1984.10アルキャン、アルミ地金の国際価格公表中止を発表

アルミ製アイスクリーム製造器

先端技術の進歩に
貢献するアルミニウム

「ハイテク」をキーワードに、自動車、宇宙開発、エレクトロニクス、情報などの新しい産業分野が成長しました。とくに自動車では軽量化、高性能化のニーズが高まり、アルミニウムの採用が大幅に増加しました。また、国内製錬業の撤退にともなうアルミ地金の安定確保対策や、関税引き下げによる国際競争時代への対応などが、アルミ業界の大きな課題となりました。

1985

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1985.12関税率審議会、アルミ地金の輸入関税の軽減・延長を決定(1988年から地金、板帯関税が米国並に引き下げ決まる。)
●1985.4日本軽金属、苫小牧工場を閉鎖
●1985.6アルコア、日本のアルミ圧延品の関税引き下げを要求
●1985.11トーヨーサッシ、日鉄カーテンウォールを合併
●1985アルコア、古河アルミニウム工業から撤退

アルミボンネット(マツダRX7)

マツダRX7
●1985.3科学万博、筑波で開催

1986

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1986.5アルミ連盟と軽金属協会、アルミ製錬企業の退会に伴い基本問題を検討するため、「基本問題検討委員会」設置
●1986.10日米アルミ協議会決着
●1986.4古河アルミニウム工業・福井工場を分離し、福井圧延設立
●1986深江金属、アルミ板圧延に進出
●1986日本圧延工業、冷間圧延を再開
●1986アルミホイール生産1,000万個突破
●1986素粒子研究の文部省・トリスタン計画にオールアルミ製超高真空装置採用
●1986.8乗用車のボンネットに初めてアルミ採用
●1986.4ソ連、チェルノブイリ原発で大事故

1987

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1987.9通産省、アルミ地金商品先物取引上場のため「アルミニウム新地金流通問題検討委員会」(通称PAT)を(社)アルミニウム産業構造改善促進協会内に設置

レーザープリンターに使用されたポリゴンミラー(高速回転式多面反射鏡)
●1987.1宇部興産、アルミホイール製造会社「ユーモールド」設立
●1987.3三井アルミニウム工業、三池事業所製錬操業停止
●1987アルミ製品年間総需要300万トン超える。
●1987ポリゴンミラー、アルミ化
●1987地価が異常急騰、バブル景気へ。
●1987.4国鉄民営化

1988

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1988.5アルミ連盟、LME日本倉庫設置推進協議会設置
●1988.12LME、横浜・名古屋・大阪の3港9社31倉庫を指定倉庫に認定
●1988サッポロビール/アサヒビール/山村硝子がアルミ缶事業へ進出
●1988アルミ製錬業の設置縮小処理終わる。
●1988.4アルミ製点検補修用作業車、本州四国連絡橋に採用

本四橋点検補修用作業車
●1988青函トンネル(3月)、瀬戸大橋(4月)開通
●1988.3日本初の屋根付き球場、東京ドーム球場開場
●1988.4本州四国連絡橋児島・坂出ルート開通

1989

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1989.2アルミ先物市場懇談会(鈴木治雄座長)第1回懇談会開催
●1989.2軽金属協会主催、アルミ連盟協賛の「輸送機関へのアルミ利用国際シンポジウム」開催
●1989.4ミネルバ推進懇談会、21世紀非鉄系金属関連技術開発ビジョン「ミネルバ21」公表
●1989.5オールアルミ缶回収協会、アルミ缶リサイクル協会に名称変更
●1989.10アルミ連盟、東京でアルミ統計国際会議を開催
●1989米国アルミ協会、軽金属協会等協賛のアルミと健康の第1回国際会議を開催
●1989.2九州三井アルミニウム工業設立
●1989.3軽圧7社、アルミ-リチウム合金の共同研究開発会社「アリシウム」設立
●1989軽圧7社、UBCリサイクル研究会を発足
●1989.9昭和アルミニウム・東海金属、アルファミック設立
●1989京セラ、ソーラーカーを開発
●1989.1昭和天皇崩御され、皇太子明仁親王、天皇に即位(新元号「平成」)
●1989.4消費税導入、税率3%

1990

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1990.3通産省、「アルミニウム・ダイアログ」第1回開催
●1990.4アルミ連盟、平成2年度から「元気がアルミ缶」キャンペーン実施
●1990.6各国のアルミ団体の専務理事会合が英国オックスフォードで開催、アルミ連盟専務理事参加
●1990.9アルミ缶リサイクル促進連絡会第1回開催
●1990.2YKKAP発足(YKKグループの建材部門を統合)
●1990.9本田技研工業、オールアルミ製スポーツカー「NSX」発売
●1990.9オールアルミ製スポーツカー、ホンダNSX登場
●1990.6世界最大のオールアルミ船「ビアンカ」登場

ビアンカ
●1990.8中東湾岸戦争勃発
●1990.10ベルリンの壁崩壊。東西ドイツが統一

地球環境保全に重要な役割を
果たすアルミニウム

地球環境保全は全人類の最重要課題となり、温暖化防止や資源有効利用などの社会的要請が高まりました。私たち一人ひとりも生活の中で地球にやさしい行動を心掛けるようになりました。アルミニウムはリサイクル特性や軽いという特長を持ち、さらに飲料用アルミ缶がくりかえし使用されたり、自動車、鉄道車両などが軽量化され省エネルギーに役立つなどのメリットから「地球環境にやさしい金属」として重要な役割が再認識されました。

1991

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1991.2軽金属協会、アルミ合金製車両5,000両達成記念講演会開催
●1991.3アルミ缶リサイクル促進連絡会「アルミ缶リサイクル行動計画」をまとめる。
●1991.6軽金属協会、マグネシウム委員会を日本マグネシウム協会に改組
●1991.10第2回国際アルミニウム統計会議、ドイツ・ケルンで開催
●1991.12アルミ連盟、通産省の委託によりアルミ缶リサイクル協会の協力を得て都内11拠点にてアルミ缶回収モデル事業開始
●1991.1神戸製鋼所、アルコアと合弁で「神鋼アルコアアルミ」設立
●1991アイジー工業、アルミ屋根市場に本格進出
●1991不二サッシ、中国にアルミサッシ合弁会社設立
●1991アルミネ、鍛造用アルミ棒材をコイル状で量産化
●1991軽圧各社が自動車材開発で高炉各社と提携

リサイクル法により飲料缶の識別マークが義務付けられた
●1991.10再生資源の利用の促進に関する法律(リサイクル法)施行
●1991バブル景気が崩壊し、平成不況へ突入
●1991.1ソ連解体
●1991携帯電話登場

1992

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1992.4アルミ缶リサイクル協会のアルミ缶回収拠点1,000拠点を超える。
●1992.10LME、アルミ二次合金の先物取引開始

国際アルミ船フォーラム
●1992アルム、量産型アルミ合金船を開発
●1992昭和アルミニウム、ビル建材部門を分離、鹿浜工業と統合

1992年アルミ缶オブジェコンテスト入賞作品
●1992東海道新幹線に新型アルミ車両「のぞみ」登場

1993

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1993.8アルミ缶リサイクル協会、横浜市内のスーパー、生協の協力を得て有償回収モデル事業開始
●1993.10米国アルミ協会主催の国際アルミ団体専務理事会合にアルミ連盟参加
●1993.12アルミ連盟、軽金属協会、軽金属溶接構造協会共催、通産省等後援による「国際アルミ船フォーラム」、船の科学館で開催
●1993.10古河電気工業、古河アルミニウム工業を合併
●1993古河電気工業、カイザーと自動車用鍛造部品の合弁会社設立
●1993日本軽金属/大紀アルミニウム工業所、マレーシアの合金メーカーに資本参加
●1993神戸製鋼所、名古屋工場を大安工場に移転し、鋳鍛造品専門工場として稼働開始
●1993.12GATTウルグアイランド終結。アルミ関税引下げのステージング決まる。
●1993世界初のアルミハニカム船「のじぎく」登場
●1993ろう付ハニカムパネルの開発
●1993建築構造材としてアルミトラスト構造が本格化する。

アルミトラス構造ドーム

所沢航空発祥記念館のハニカムパネル
●1993地価暴落
●1993.8細川政権誕生・55年体制崩壊

1994

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1994.1軽金属協会、アルミとアルツハイマー病-Q&Aパンフレット作成
●1994.10米国アルミ協会主催、「アルミテック94」でアルミ連盟会長が「日本アルミ産業の現状と期待するもの」について講演
●1994.12国際ボーキサイト生産国機構解散
●1994.12軽金属協会・日本エクステリア工業会、アルミ建築構造推進協議会を設立
●1994.12関税率審議会、1995年4月1日からアルミ地金無税を決定
●1994.1西側主要アルミ生産国(米国、EU、カナダ、豪州、ノルウエー)とロシアの「新地金需給不均衡改善のため協調減産実施を巡る協議」ブリュッセルで開催
●1994景観事業への進出相次ぐ。
●1994.2アルミ燃料タンクのHロケット打ち上げ成功
●1994.6営団地下鉄東西線にアルミリサイクルカー登場

営団地下鉄のリサイクルカー
●1994.7円高、1ドル=100円突破
●1994.9関西新空港開港

1995

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1995.1アルミ連盟、阪神淡路大震災の被災者へ義援金を拠出
●1995.7アルミ連盟、「日本においてアルミ地金を取り扱う先物取引所の必要性を感じていない。」と発表

磁気ディスク基板
●1995神戸製鋼所/アルコア、豪州で合弁圧延事業
●1995三井物産/トステム、米国製錬工場の資産を追加買収
●1995コンピューター磁気デスク用基板生産設備増設ラッシュ続く。
●1995.1阪神淡路大震災
●1995.3地下鉄サリン事件
●1995.6容器包装リサイクル法公布
●1995.7製造物責任法(PL法)施行

1996

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1996.3アルミ缶リサイクル促進連絡会、アルミ缶リサイクル行動計画をまとめる。平成12年の再資源化率70%、缶への利用率60%を設定
●1996.3商品取引所審議会、アルミ先物の試験上場を了承
●1996.5第1回国際アルミ押出団体フォーラムに軽金属協会参加
●1996.6アルミと健康に関する団体連絡協議会を結成
●1996.7アルミ缶のリサイクル、平成7年度再資源化率65.7%、初めて米国を抜く。
●1996.8文部大臣、軽金属学会の社団法人化を許可
●1996.10アルミ連盟、「アルミニウムリサイクル推進行動計画2000」策定
●1996.11軽金属商協会、「全国軽金属商協会」に名称変更
●1996.8日本軽金属、東洋アルミニウムの筆頭株主に。
●1996アルミ製品年間総需要、初めて400万トンを超える。
●1996堀江謙一さん、アルミ缶を再利用したソーラーボートで太平洋横断

レインボーブリッジのアルミ製高欄
●1996病原性大腸菌O-157感染被害広がる。

50年の進歩を礎に、
未来を目指すアルミ産業

21世紀の到来を間近に控え、私たちの社会、産業、生活は、新たな進路を模索しています。 豊かさを支えるための技術、地球環境を守るための取り組み、また日本のアルミ産業を取り巻く環境変化への柔軟な対応。今後もアルミニウムはそのすぐれた特長をいかして、幅広い分野からの期待に応え、大きくフィールドを広げていくことでしょう。

1997

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1997.1アルミ連盟と軽金属協会、インターネットのホームページ開設
●1997.4東京工業品取引所、アルミ先物取引試験上場開始
●1997.6平成8年度アルミ缶再資源化率70.2%、缶の再利用率71.2%(アルミ缶リサイクル協会発表)
●1997.10大阪商品取引所、アルミ先物取引試験上場開始
●1997.10アルミ連盟と軽金属協会、50周年記念事業の一環として、東京で「アルミリサイクルフェスティバル」を開催
●199711月に(社)日本アルミニウム連盟、12月に(社)軽金属協会が、設立50周年を迎える。
●1997日産自動車/三菱自動車、アルミ製スペースフレーム車体を開発
●1997可変断面アルミ押出形材開発
●1997制振防音アルミ形材開発
●1997アルミハニカムが車両構体に大量に使われる。

山陽新幹線500系
●1997山陽、秋田、長野行新幹線に新型アルミ車両登場
●1997.11土井隆雄さん、日本人初の宇宙遊泳
●1997.12地球温暖化防止国際会議COP3京都会議、CO2削減目標を決める。

1998

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1998.3第1回「アルミニウムと健康フォーラム」開催
●1998.7第6回アルミニウム合金国際会議が豊橋で開催
●1998.10古河電気工業/スカイアルミニウム、「アルファス」設立
●1998.2冬季オリンピック長野で開催
●1998金融ビッグバン始動

1999

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●1999日本アルミニウム協会発足。旧日本アルミニウム連盟と旧軽金属協会が統合した。
●1999.2YKKAP、10事業部制へ。
●1999.4YKKAP、インターネット上でオンラインサービス開始
●1999.9トステムグループ、持ち株会社制へ移行
●1999.10日本軽金属、東洋アルミニウムと合併
●1999.9アルミニウム合金構造エコ素材住宅完成

アルミニウム合金構造エコ素材住宅
●1999.3NATO軍、ユーゴ空爆
●1999.9国内初の臨界事故

2000

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2000.3第2回「アルミニウムと健康フォーラム」開催
●2000.6アルミ協会とIPAI共催で「京都フォーラム」開催
●2000.3古河電気工業/スカイアルミニウムの共販会社「ユニファスアルミニウム」発足
●2000.8住友軽金属工業/日本軽金属、アーバン・景観事業で合併「住軽日軽エンジニアリング」発足
●2000.12住友軽金属工業/神戸製鋼所、押出事業で提携
●2000アルミメジャー再編、巨大アルミ企業2社誕生
●2000ボトル型アルミ缶開発

ボトル型アルミ缶
●2000.6朝鮮半島、初の南北首脳会談
●2000.7沖縄でサミット開催

2001

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2001.9中国有色金属工業協会がアルミ協会と初交流
●2001.3昭和電工、昭和アルミニウムと合併
●2001.8日本初のUBC-スラブー貫工場の、新菱アルミリサイクル・小山工場操業開始
●2001.10トステム/INAX経営統合、共同持株会社設立
●2001.11三協アルミニウム工業/立山アルミニウム工業、包括的な業務提携
●2001.9アルミニウム合金製防護柵の実車衝突実験

実車衝突実験
●2001.9国内初の「狂牛病」感染牛発見
●2001.9米国で同時多発テロ発生
●2001.12野依博士にノーベル化学賞受賞

2002

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2002.4第3回「アルミニウムと健康フォーラム」開催
●2002.5.14国土交通省、アルミ建築構造に関する告示を公布
●2002.4不二サッシ、新日軽に住宅サッシの生産を委託
●2002.4松下電器工業/YKKAP、戦略的提携
●2002プラズマディスプレイ用アルミパネル需要加速
●2002.6ワールドカップサッカー日韓共同開催
●2002.10北朝鮮拉致被害者5人が帰国
●2002.12小柴さんと田中さんがノーベル賞受賞

2003

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2003.6~10「アルミニウム建築構造デザインコンペ」開催
●2003.10「飲料容器リサイクル再考シンポジウム」開催
●2003.10古河電気工業・軽金属カンパニー/スカイアルミニウムが統合、「古河スカイ」発足
●2003.12三協アルミニウム工業/立山アルミニウム工業が経営統合、「三協・立山ホールディングス」発足
●2003.12アルキャンがペシネーを買収
●2003自動車、IT関連アルミ需要加速、板で史上最高を記録
●2003アルミボンベ搭載の燃料電池車が走行

アルミボンベ搭載燃料電池車
●2003米英軍がイラク攻撃、フセイン政権崩壊
●2003新型肺炎(SARS)が各国で猛威
●2003.7イラク復興支援特別措置法成立、自衛隊派遣へ

2004

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2004.6「アルミ建築フォーラム」開催
●2004.11「第4回アルミニウムと健康フォーラム」開催
●2004.10三協アルミニウム工業/立山アルミニウム工業/新日軽が住宅サッシの基本仕様を共通化
●2004中国進出企業相次ぐ。
●2004アルミ製品総需要、433万トンと史上最高を記録
●2004「レジェンド」「クラウン」「フーガ」など乗用車へのアルミニウム使用が拡大

ホンダ レジェンド
●2004アジアで鳥インフルエンザが猛威
●2004原油価格が高騰、初の1バレル=50ドル台
●2004.11ブッシュ米大統領が再選

2005

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2005.6「第1回アルミ建築シンポジウム」開催
●2005.10「第5回国際アルミ船フォーラム」開催
●2005.3アルミ新地金が2.000ドルを突破
●2005.6アルミ缶リサイクル率、86.1%と過去最高を記録
●2005.10三菱マテリアル・北海製罐、ユニバーサル製缶に統合
●2005.12古河スカイ、東証一部に上場
●2005自動車向けアルミ出荷、大幅に上昇
●2005「小田急新型ロマンスカー」「つくばエクスプレス」など鉄道車両へのアルミ利用が拡大
●2005.4金沢駅東口広場に日本最大のアルミ建築物(もてなしドーム)が竣工

●200570ドル/バレルを超えるなど、原油価格の高騰が続く
●2005.3愛知万博が開催
●2005.7ロンドンで同時爆破テロ

2006

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2006.2「第2回アルミ建築シンポジウム」開催
●2006.12日本アルミニウム協会、「エコプロダクツ2006」へ出展
●2006.5アルミ新地金が3,310ドルを超え、史上最高を記録
●2006.6アルミ缶リサイクル率、91.7%と過去最高を記録(2005年度)
●2006.6三協立山アルミ発足
●2006.10世界最大のアルミメーカー「ユナイテッド・カンパニー・RUSAL」発足
●2006アルミ合金事業の再編進む
●2006自動車向けアルミ出荷、好調を持続
●2006電解コンデンサー用箔の需要、過去最高を記録
●2006.9東京地下鉄10000系車両、営業運転を開始

●2006.7原油価格高騰続く、一時78ドル/バレルに
●2006.9小泉政権に代わり安倍政権が発足
●2006.10北朝鮮が核実験を実施
●2006.12イラク内戦状態、フセイン元大統領の死刑執行

2007

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2007.4「第5回アルミと健康フォーラム」開催
●2007.9「アルミ建築シンポジウム」開催
●2007.10第10回国際アルミニウム接合会議(INALCO2007)大阪で開催
●2007.12日本アルミニウム協会、「エコプロダクツ2007」へ出展
●2007.12LCA日本フォーラム主催「第4回LCA日本フォーラム表彰」において日本アルミニウム協会が奨励賞を受賞
●2007建築基準法改正に伴う住宅着工件数の激減により、アルミ建材は大幅出荷減
●2007.2インドのヒンダルコがノベリスを買収
●2007.6アルミ缶リサイクル率、90.9%と2年連続で90%台を記録
●2007.10リオ・ティントがアルキャンを買収し、世界最大のアルミメーカー「リオ・ティント・アルキャン」発足
●2007アルミ企業の大型設備投資、相次ぐ
●2007自動車向けアルミ出荷、好調を継続、過去最高を記録
●2007電解コンデンサー用箔の需要、史上最高を記録
●2007N700系新幹線車両、営業運転を開始

●2007米サブプライム問題が表面化
●2007.7参院選で自民党が敗北、民主党が第一党に
●2007.9安倍首相が退陣、後任に福田氏
●2007.11原油価格の高騰続く、一時99ドル/バレルに

2008

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2008.6「非鉄金属業界ネットワーク協議会」発足
●2008.12日本アルミニウム協会、「エコプロダクツ2008」へ出展
●2008アルミ新地金価格、史上最高値(3,380ドル)から一転、急落
●2008.4三協・立山ホールディングスと日本軽金属が業務提携で合意
●2008.6アルミ缶リサイクル率、92.7%と3年連続で90%台を記録
●2008.10古河スカイ、韓国と英国のアルミ圧延会社に資本参加
●2008.11BHPビリトン、リオティントの買収騒動-提案撤回で幕
●2008アルミ圧延品出荷、10月以降の急速な需要減により、7年ぶりに220万トン台へ
●2008サブプライムローンに端を発した世界的な景気悪化が本格化
●2008.7洞爺湖(北海道)でサミット開催
●2008.9福田首相が退陣、後任に麻生氏
●2008.10ノーベル物理学賞に南部氏、小林氏、益川氏、化学賞に下村氏が受賞
●2008.11米大統領選でオバマ氏勝利、史上初の黒人大統領誕生

2009

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2009.10「第6回アルミニウムと健康フォーラム」開催
●2009.11非鉄金属業界ネットワーク協議会、学生向け講演会・工場見学会(古河スカイ(株)・深谷工場)を開催
●2009.11日本アルミニウム協会、「アルミニウム技術戦略ロードマップ」を策定
●2009.12日本アルミニウム協会、「エコプロダクツ2009」へ出展
●2009アルミ総需要、7年ぶりに400万トン割れとなるも需要回復の兆し
●2009中国アルミ市場、急速に回復、2010年のアルミ地金生産は1,700万トンへ
●2009中近東(アラブ首長国連邦、カタール、イランなど)で新地金製錬所の稼働開始相次ぐ
●2009.6アルミ缶リサイクル率、87.3%と高水準を維持
●2009リチウムイオン電池搭載のエコカーが相次いで発表
●2009鉄道発祥の地・英国で日本製のアルミ車両が採用
●2009放熱部品にアルミニウムを使用したLED照明器具の開発・発売相次ぐ
●2009新型インフルエンザが大流行、世界で死者相次ぐ
●2009米GM、クライスラーが相次ぎ経営破綻
●2009.1オバマ米大統領が就任
●2009.8民主党、衆院選圧勝で政権交代、鳩山政権発足

2010

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2010.6日本アルミニウム協会、2020年の世界のアルミ新地金需給見通しを発表(2010年予測値3,800万トン→2020年7,390万トンへ)
●2010.9日本アルミニウム協会、「アルミニウム産業製造中核人材育成講座」を開講
●2010.10リサイクル新プロセスの実用化研究開発をNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が採択
●2010.10非鉄金属業界ネットワーク協議会、学生向け講演会・工場見学会(住友電気工業(株)・大阪製作所)を開催
●2010.11日本アルミニウム協会、「アルミニウム技術戦略ロードマップ2010」を発表
●2010.12日本アルミニウム協会、「エコプロダクツ2010」へ出展
●2010自動車・電機が好調でアルミ総需要が大幅に増加、通期では400万トン近くまで回復
●2010中国のアルミ新地金生産、2010年は世界の約4割へ
●2010日本企業の中国進出が加速
●2010.6アルミ缶リサイクル率、93.4%と過去最高を記録
●20107月に新型スカイライナーが上野~成田空港間を走行、12月に東北新幹線の八戸~新青森間が開業するなど、アルミ鉄道車両の話題相次ぐ
●201012月にリチウムイオン電池を搭載した日産「LEAF」が発売されるなど、車載用リチウムイオン電池の普及が加速
●2010LED照明の市場規模、急速に拡大(2009年比95.2%増の730億円に拡大するとの民間シンクタンクの調査)
●2010橋梁用防護柵「アスレール」が土木学会デザイン賞・奨励賞を受賞
●20106~8月の平均気温が観測史上、過去最高となる記録的な猛暑
●2010.6小惑星探査機「はやぶさ」が7年ぶりに地球に帰還、小惑星「イトカワ」の微粒子回収に成功
●2010.6鳩山首相が退陣、後任に菅氏
●2010.9沖縄・尖閣諸島沖で中国漁船が巡視船に衝突、ビデオ流出騒ぎも
●2010.10ノーベル化学賞に根岸氏、鈴木氏が受賞
●2010.11北朝鮮が韓国・延坪島を砲撃

2011

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2011JST(科学技術振興機構)の産学共創プロジェクトにアルミ関係の技術テーマが採択
●2011日本アルミニウム協会、ロゴマークを制定
●2011日本アルミニウム協会、子供向け「絵画コンクール」を実施
●2011.8日本アルミニウム協会、学生を対象とした「アルミサマースクール」を開講
●2011.10非鉄金属業界ネットワーク協議会、学生向け講演会・工場見学会(日立電線(株)土浦工場)を開催
●2011.10日本アルミニウム協会、工業標準化事業で経済産業大臣表彰を受賞
●2011.12日本アルミニウム協会、「アルミニウム技術戦略ロードマップ2011」を発表
●2011.12日本アルミニウム協会、「エコプロダクツ2011」へ出展
●2011日本企業の海外進出、一段と加速
●2011中国のアルミ新地金生産、2011年は世界の半分へ
●2011.6アルミ缶リサイクル率、92.6%と2年連続で90%を超える高水準
●2011.10タイで大洪水発生、アルミ業界への被害甚大
●2011リチウムイオン電池を搭載したハイブリッド車、電気自動車の普及に併い、リチウムイオン電池向けのアルミ箔が好調
●2011フレームや架台等にアルミニウムが使用される太陽電池モジュールの生産が大幅に増加
●2011東京電力、初の計画停電の実施
●2011中東に民主化の波、リビアのカダフィ大佐死亡
●2011ギリシャの財政危機、欧州各国に拡大
●2011円相場が戦後最高値
●2011.3東日本大震災及び福島原発事故発生、死者・行方不明者2万人
●2011.7なでしこジャパン、W杯初優勝
●2011.9菅首相が退陣、後任に野田氏
●2011.12北朝鮮の金正日総書記が死去

2012

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2012日本アルミニウム協会、第2回子供向け「絵画コンクール」を実施
●2012.3~6日本アルミニウム協会、日本科学未来館の企画「世界の終わりものがたり」へアルミ製品を展示
●2012.5日本アルミニウム協会、facebookを導入
●2012.7日本アルミニウム協会、ホームページをリニューアルオープン
●2012.10非鉄金属業界ネットワーク協議会、学生向け講演会・工場見学会((株)神戸製鋼所・真岡製造所)を開催
●2012.11「第7回アルミニウムと健康フォーラム」開催
●2012.12日本アルミニウム協会、「アルミニウム技術戦略ロードマップ2012」を策定
●2012アルミ企業の海外展開が加速
●2012中国のアルミ新地金生産、2012年は2,000万トンへ
●2012アルミ新地金対日プレミアム、255ドル/トンの史上最高値を記録
●2012LME在庫、12月に524万トンになるなど史上最高量を更新中
●2012尖閣諸島問題、日系の現地企業は操業停止となるなどアルミ業界にも影響
●2012.6アルミ缶リサイクル率、92.5%と3年連続で90%を超える高水準
●2012.8古河スカイ(株)と住友軽金属工業(株)が、2013年10月1日付けで経営統合することで合意
●2012.4東京メトロ銀座線に新型アルミ車両「1000系」が運転開始
●20123月にロシアでプーチン氏が、4月にフランスでオランド氏が、11月にアメリカでオバマ氏が大統領に選出。11月に中国で習近平氏が中国共産党総書記に選出されるなど世界の主要国でリーダーを決める選挙が実施
●2012尖閣諸島国有化で日中関係悪化
●2012.5東京スカイツリー開業
●2012.10ノーベル生理学賞・医学賞にiPS細胞を作った山中氏が受賞
●2012.12自民党、衆議院選圧勝で政権交代、安倍政権発足

2013

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2013日本アルミニウム協会、第3回「子供向け「絵画コンクール」を実施
●2013.4日本アルミニウム協会、ツイッターを導入
●2013.7日本アルミニウム協会、ホームページ上で「アルミおもしろクイズ」をスタート
●2013.10日本アルミニウム協会・車両委員会、「アルミ製鉄道車両誕生50周年および2万両達成記念講演会」を開催
●2013.10日本アルミニウム協会、「アルミニウム技術戦略ロードマップ2013」を策定
●2013アサハンアルミ製錬プロジェクトから日本勢撤退
●2013リチウムイオン電池向けのアルミ箔、過去最高を記録
●2013アルミ企業の海外展開、加速度強まる
●2013中国のアルミ地金生産、世界の約半分 2013年は約2,500万トンへ
●2013LME、指定倉庫の搬出入量に関するルールを施行
●2013.6アルミ缶リサイクル率、94.7%と過去最高を記録
●2013.10(株)UACJが発足、世界第3位のアルミ圧延会社が誕生
●2013.5アルミ製鉄道車両、累計生産2万両を達成
●2013.10JR九州のアルミ合金寝台列車「ななつ星」が運行開始
●2013.6富士山が世界文化遺産に登録
●2013.7自民・公明両党が参議院選で過半数を獲得、ねじれ国会が解消
●2013.92020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決定
●2013.10消費税率を2014年4月に現行の5%から8%に引き上げることで決定

2014

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2014日本アルミニウム協会、第4回「子供向け「絵画コンクール」を実施
●2014日本アルミニウム協会、土木分野への需要拡大に注力
●2014.5日本アルミニウム協会、冊子「アルミで安心-災害・防災・防犯に活躍するアルミ製品」を発行、国土交通省や全国の自治等に配布
●2014.9日本アルミニウム協会、高機能金属展(関西)へ初出展(会員会社との共同出展)
●2014.11日本アルミニウム協会、「2014中国アルミフォーラム」に参加、2年ぶりに協会会長が招待され、中国との交流復活
●2014.12日本アルミニウム協会、「アルミニウム技術戦略ロードマップ2014」を策定
●2014.3日本軽金属(株)蒲原製造所がアルミ電解事業を終了、日本のアルミ製錬事業は80年の幕を閉じる
●2014.6アルミ缶リサイクル率、83.8%と大幅低下、韓国へのUBC輸出増が影響
●2014アルミ企業の海外展開、加速度強まる
●2014アルミ製品総需要、6年ぶりに400万トンへ
●2014リチウムイオン電池向けのアルミ箔、過去最高だった昨年を上回り史上最高を記録
●2014ミルク入り缶コーヒーにアルミが採用される
●2014.4消費税率が5%から8%にアップ
●2014.6富岡製糸場が世界文化遺産に登録
●2014.10ノーベル物理学賞に青色LEDを開発した赤崎氏、天野氏、中村氏の3氏が受賞

2015

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2015日本アルミニウム協会、土木分野へのアルミ需要拡大に尽力。6月に東京、10月に大阪で土木学会と講演会を共催
●2015.11日本アルミニウム協会、東京メトロとのコラボレーションにより、東京メトロの主要駅(113駅)にポスター「東京メトロは、なぜ全部アルミ車両?」を掲示
●2015日本アルミニウム協会、第5回「子供向け「絵画コンクール」を実施
●2015アルミ新地金の対日プレミアム、10~12月期は90ドル/トンと、1~3月期の425ドル/トンから急落
●2015中国の半製品輸出が増加、各国が懸念表明
●2015.6経済産業省、金属素材競争力強化プランを策定
●2015.6アルミ缶リサイクル率、87.4%と前年度より3.6%アップ
●2015レーザを使った固体選別技術(LIBS選別)の実証プロジェクト、順調に推移。サッシではX線を使った固体選別が実用化段階
●2015.3北陸新幹線の長野―金沢間が開業(JR西日本とJR東日本で共同開発されたアルミ車両E7/W7系)
●2015.10TPPが大筋合意、アルミ製品の需要拡大へ期待
●2015欧州で難民急増
●2015.9安全保障関連法が成立
●2015.9ラグビーワールドカップ、日本は3勝の歴史的快挙
●2015.10ノーベル生理学・医学賞に大村氏、ノーベル物理学賞に梶田氏
●2015.11パリ同時テロ発生

2016

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2016日本アルミニウム協会、土木分野へのアルミ需要拡大を目指し、「インフラアルミ化委員会」の新設を決定
●2016.9~10日本アルミニウム協会、東京メトロとのタイアップ広報の第二弾として、東京メトロの主要駅(127駅)に「東京メトロはすべてアルミ車両だから ・・・」を掲示
●2016.6非鉄金属課が鉄鋼課と統合、新たに「金属課」として発足
●2016.11米国と中国、世界のアルミ新地金生産能力を解消するために協力する方向で一致
●2016.11米国のアルコア、下流部門を分社化して新たに「アーコニック」として発足
●2016レーザを使った固体選別技術(LIBS選別)による水平リサイクル実現のための事業がスタート
●2016.3北海道新幹線の新青森-新函館北斗間が開業(アルミ車両 H5系)
●2016.6アルミ製車両の生産実績は4年ぶりに800両を超え、アルミ化率も58.4%と過去最高へ
●2016.4熊本地震発生
●2016.5伊勢志摩サミット開催
●2016.6英国民投票で「EU離脱」過半数
●2016.10ノーベル生理学・医学賞に大隅氏
●2016.11米大統領選でトランプ氏勝利

2017

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2017.9~10日本アルミニウム協会、東京メトロとのタイアップ広報の第三弾として、東京メトロの主要駅(44駅)に「東京メトロ流アルミ車両進化論」を掲示
●2017.10里 達雄氏(東京工業大学名誉教授、日本アルミニウム協会顧問)、平成29年度工業標準化表彰として経済産業大臣表彰を受賞
●2017.11日本アルミニウム協会・土木製品開発委員会、委員会発足50周年を記念し、記念講演会を開催
●2017アルミ企業の海外展開が一段と加速
●2017年後半に発生した品質問題を受け、アルミ業界の品質保証ガイドラインを策定開始
●2017.10米国商務省、中国製アルミ箔に対しアンチダンピング関税の課税を仮決定
●2017.11中国・忠旺アルミ、米国・アレリスの買収交渉を中止
●2017日本初のアルミ合金製橋梁「金慶橋」が土木学会の推奨土木遺産に認定
●2017.10自動車向けのアルミ板材出荷量、月間として過去最高を記録
●2017.1トランプ米大統領が就任
●2017.3英政府がEU離脱を正式通知
●2017.6トランプ米大統領がパリ協定離脱表明
●2017.12ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏

2018

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2018.12日本アルミニウム協会、東京メトロとのタイアップ広報の第四弾として、東京メトロの主要駅に新型丸ノ内線をモデルとして130枚のポスターを掲示
●2018.3アルミ業界の品質保証ガイドラインを策定
●2018.3米トランプ大統領、アルミ輸入に10%の追加関税を導入
●2018.4米国によるロシアへの追加制裁、アルミ業界に波及
●2018.6G7サミットの共同声明でアルミニウムの過剰設備に言及
●2018.10ノルスク・ハイドロ、アルノルテの操業を一時停止
●2018.6アルミ車両生産実績、初の1,000両超えで過去最高を記録
●2018.10自動車向けのアルミ板材出荷量、月間で過去最高を記録
●2018リチウムイオン電池向けのアルミ箔、過去最高を記録
●2018.66月の大阪北部地震、7月の西日本豪雨、9月の北海道地震など日本各地で自然災害が発生
●2018.6史上初の米朝首脳会談が実現
●2018.9テニス・大阪なおみが全米オープン優勝、四大大会で日本人初
●2018.10ノーベル生理学・医学賞に本庶佑氏

2019

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2019.1日本アルミニウム協会、第1回中堅中小会員懇談会を開催
●2019.5日本アルミニウム協会、設立20周年記念式典を開催
●2019.11日本アルミニウム協会、軽金属溶接協会との共催で第14回アルミニウム接合構造国際会議(INALCO2019)を日本で開催
●2019アルミの水平リサイクル構築に向け、大型プロジェクトが始動
●2019.10日本アルミニウム協会、丸紅がASIに加入
●2019.1OECD(経済協力開発機構)、アルミ産業レポートを発表
●2019.3東京オリンピックの聖火リレーのトーチにアルミが採用
●2019.6アルミ車両生産実績、2年連続で1,000両を超え過去最高を記録
●2019.10自動車向けのアルミ板材出荷量、月間で過去最高を記録
●2019.5天皇陛下が即位、令和に改元
●2019.10消費税率が8%から10%にアップ
●2019.10ノーベル化学賞に吉野彰氏

2020

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2020.3日本アルミニウム協会、「アルミニウム圧延業界の温暖化対策長期ビジョン(2050年)」を策定
●2020.7日本アルミニウム協会、「アルミニウム技術戦略ロードマップ2020」を発行
●2020.9日本アルミニウム協会、「アルミニウムVISION2050」を策定
●2020.9日本アルミニウム協会、取引適正化自主行動計画を策定
●2020.12日本アルミニウム協会、「アルミ循環委員会」を設置
●2020高速鉄道として世界初のアルミの水平リサイクルが実現
●2020資源循環プロジェクトの国プロ化が決定
●2020.6アルミ缶リサイクル率、97.9%と過去最高を記録
●2020.10リチウムイオン電池向けのアルミ箔出荷量、月間で過去最高を記録
●2020.1英国がEU離脱
●2020.4新型コロナウイルスの感染拡大、初の緊急事態宣言
●2020.9安倍首相が退陣、後任に菅氏

2021

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2021日本アルミニウム協会、ツイッターを活用した広報活動を展開
●2021資源循環プロジェクトが先導研究から国家プロジェクトに昇格
●2021国内アルミ業界の再編相次ぐ
●2021中国からのアルミ板輸入量、過去最高を記録
●2021中国のアルミ新地金生産量、過去最高を記録
●2021アルミ副原料の価格高騰、マグネシウムは一時15,000ドル/㌧
●2021リチウムイオン電池向けのアルミ箔出荷量、過去最高を記録
●2021他素材からアルミ容器への変更の動き相次ぐ
●2021.1バイデン米大統領が就任
●2021.7~9東京オリンピック・パラリンピックが開催
●2021.9菅首相が退陣、後任に岸田氏

2022

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2022.1日本アルミニウム協会、2050年カーボンニュートラルに向けたビジョンを策定
●2022.5日本アルミニウム協会、アルミスクラップ回収量の見通しを策定
●2022.5日本アルミニウム協会、「アルミニウム技術戦略ロードマップ2022」を発行
●2022.12日本アルミニウム協会、コストや価格転嫁に関するアンケート調査結果をリリース。公正取引委員会のホームページにも掲載
●2022原燃料等価格の上昇、アルミ業界に多大な影響
●2022アルミスクラップ輸出量、過去最高を記録
●2022米国でアルミ缶材の工場新設の発表相次ぐ
●2022.1アルミ板の輸入統計品目番号(HSコード)が細分化
●2022.3LMEのアルミ価格、史上最高値を記録
●2022新幹線として初めて「車体から車体へ」の水平リサイクルが実現
●2022世界初のリサイクルアルミ100%を使用したアルミ缶を開発
●2022円安、資源高で値上げラッシュ
●2022.2ロシアがウクライナ侵攻
●2022.7安倍元首相が撃たれ死亡

2023

アルミ関連団体 アルミ業界 アルミ製品 社会情勢
●2023日本アルミニウム協会、物流の自主行動計画策定・公表に向けた取組みを実施
●2023.6日本アルミニウム協会、サーキュラーエコノミー委員会を設置
●2023.9日本アルミニウム協会、サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップに参画
●2023.12日本アルミニウム協会、コストや価格転嫁に関する第2回アンケート調査を実施
●2023アルミスクラップ輸出量、過去最高を記録
●2023ロシアからのアルミ地金輸入量が急減
●2023.7アルミ圧延・押出製品製造職種、外国人技能実習の職種に追加
●2023グリーンアルミを使用した製品が相次いで発表
●2023リサイクルアルミを使用した製品の開発が活発化
●2023鉄道車両のアルミ化率が初の60%台、相次ぐアルミ合金製新型車両の運行開始など、アルミ車両 の明るい話題に沸く
●2023自動車材の需要が急回復
●2023歴史的なアルミ製品、重要科学技術史資料に登録
●2023裏金疑惑、岸田政権を直撃
●2023.2イスラエル・ハマス軍事衝突
●2023.7新型コロナ「5類」に移行

1800年代

1900年代

1946

1950

1960

1970

1980

1990

2000

2010

2020