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この接着工法の特長は、
釘打ち、ビス止めなどの施工時につきものの騒音がないことや、
通常の接着剤工法と比べて作業が簡単かつ大幅に時間短縮が可能なこと、
解体も電磁加熱はく離により短時間の作業で粉塵や騒音の発生がなく、さらに、
材料の破損も少ないため再利用が可能で、資源のリサイクル・有効利用につながる
など、多くのメリットを持っています。
こうした施工・解体の特長を活かして、ホットメルト工法がさまざまな用途で活躍しています。
例えば、
事務所棟・工場・倉庫等の内外装、パーティション、
イベント会場の展示ブース、
店舗・学校・病院等の床・壁・天井工事、同リフォーム、
住宅の外装補修、
トンネル・河川・下水の防水面の接合など土木分野、また、
レトルト食品の容器シール機などにも応用されています。
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ホットメルト工法による施工の模様
壁パネル張り(左)、床タイル貼り(右)
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ブラウニー社では2009年1月、東京電機大学と共同で、たばこの箱より小さいサイズに小型化したIH機を開発しました(写真右:試作機)。小型のIH機を工場のロボットアームに装着することを想定して開発したものです。
ホットメルト工法は建築を中心とした用途から、自動車や電機、食品などの製造工場への用途展開が期待されています。
資源の再利用につながる接着・はく離法は、産業廃棄物の減量化など時代の要請に応える技術としても有望です。さらに、ブラウニー社では、日曜大工用に家庭用IH機の商品化も進める計画です。
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※取材ご協力:合資会社ブラウニー/コニシ株式会社
ブラウニー社連絡先:(電話)048-541-2788
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