アルミ化の背景1-2

分野別ページ | 自動車

アルミ化の背景

2. CO2排出規制の動向

 Image Alt

図1.各国・地域のCO2排出量実績値と今後の規制値動向

出典:ICCT HP 乗用車データより作成 https://theicct.org/chart-library-passenger-vehicle-fuel-economy

今後も厳しい燃費規制値達成に向け、自動車メーカの各種開発の取り組みが継続される。

一般社団法人 日本アルミニウム協会 自動車アルミ化委員会
更新日: 2021/01/29

2-01. CO2排出規制の規制強化

<欧州における規制>

欧州のCO2排出規制の強化が加速化。欧州連合 (EU)加盟国と欧州議会は、乗用車のCO2排出量の企業平均目標を2030年までに1キロメートル当たり60グラム以下へと大幅に引き上げることで合意。

<北米における規制>

北米は、乗用車と小型トラックに大別され、2025年までの削減率(規制値・目標)を乗用車43%(89g/km)、小型トラック39%(126g/km)とした。政府はガソリンでエンジンの技術主体で対応可能と見解。

<中国における規制>

中国は、2020年の規制は日本と同等の水準。2020年の平均燃費基準を強化し5.0L/100kmとした。NEV(新エネルギ車)規制により、EV/PHEVが普及。

<日本における規制>

日本の乗用車平均燃費は世界最高レベル。すでに2020年目標値20.3km/Lを達成。

一般社団法人 日本アルミニウム協会 自動車アルミ化委員会
更新日: 2021/01/29

2-02. 車両重量とCO2排出量の関係

(1)ガソリン乗用車の車両重量別燃費(JC08モード)*

 Image Alt

*出典:国土交通省HP 自動車燃費一覧(平成31年3月)より

(2)乗用車車両重量別CO2排出(JC08モード)

 Image Alt

図2.車両重量とCO2排出量の関係

出典:国交省HP http://www.mlit.go.jp/common/001225519.pdf Image Alt

車両重量の軽量化はCO2排出量削減に有効であり、自動運転、電動化などで車両重量が増加していく中で、アルミニウム合金等の適用による軽量化は重要となってくる。

一般社団法人 日本アルミニウム協会 自動車アルミ化委員会
更新日: 2021/01/29

2-03. 燃費表示の変更

平成28 年3月、WLTC モードを導入することが了承され、また当該モードにおける各フェーズ(低速(L)、中速(M)、高速(H)等)の燃費(以下「LMH 燃費」という。)の表示方法等について検討を進めることが提言。自動車ユーザーの走行環境により合った燃費の情報を提供することになる。

■JC08モード(2006年策定)

 Image Alt

10・15モードでの測定における燃費乖離削減のため、より走行実態に合わせた試験モードを策定。原動機冷機状態及び原動機暖機状態によりそれぞれ算定した燃費値を加重調和平均により算定する。

■WLTCモード(2016年策定)

 Image Alt

日本、欧州等各国の走行データを基に国際調和サイクルとして策定。低速フェーズ、中速フェーズ、高速フェーズで構成されており、JC08モードと比べ、平均車速の上昇、総走行距離の増加等の違いがある。

どのような表示内容に変わるの?

どのような表示内容に変わるの?

出典:経済産業省HP

一般社団法人 日本アルミニウム協会 自動車アルミ化委員会
更新日: 2021/01/29